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仕事でミスをしてしまった!重大な失敗を成長の糧にする方法

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仕事で重大なミスを犯した際になすべきこと

仕事をしていて重大なミスをしてしまった場合、どのようにすべきでしょうか。

ミスをしてしまったことで動揺し、出来ることなら隠しておきたいと思ったりもしますよね。

しかし、仕事でミスをしてしまった場合、まずなすべきことは、やはり速やかに相手にその旨を正直に伝えることです。

ミスが大きければ大きいほど、その影響を及ぼす範囲も広くなります。

また、報告が遅れれば、その分傷口が大きくなって修復も難しくなってくるのです。

ミスを報告すれば当然お叱りを受けることになり、勇気が要るものですが、決して隠し通そうとはしないようにしましょう。

自分一人で何とか修復しようとしても、大抵の場合はうまくいかないものです。

ミスをしてしまった場合、ただ単にミスの報告をするだけでなく、そのための解決策を一緒に持ち込むと、相手の印象も良くなります。

仕事で犯してしまった重大なミスの実例

1.デパートの販売員

会計時にお客様から商品券と現金で支払いをし、クレジットカードにポイント加算をするようにと言われました。

しかし、間違って全額をクレジットカードで決済してしまったのです。

すぐに気が付いたのですが、簡単に取り返しがつかないこともあり、サインを適当に自分で書いたりしてその場でごまかしました。

幸いにもお客様も気が付かず、その後クレームもなかったので安心しています。

2.トラックの運転手

土曜日に月曜日の朝必着の荷物をトラックに積んで、そのまま就寝しました。

日曜日のお昼前に起きてのんびりしていると、その日が日曜日のはずが、実は月曜日だったことに気付きました。

そのために荷物の到着が大幅に遅れ、厳しいお叱りを受けました。

3.金融機関勤務

ある顧客の普通預金利用明細を、間違って別の人に郵送してしまいました。

大変重大なミスであり、上司と一緒にお包みを持って顧客の自宅へ謝罪に行きました。

仕事で重大なミスをしてしまった時の考え方

仕事で重大なミスをしてしまったら、誰でもショックで落ち込んでしまいますよね。

逃げ出したい、仕事を辞めてしまいたい、とすら考え込んで、精神的に不安定になったりします。

ストレスから体調不良に陥り、仕事が手に付かなくなることもあるでしょう。

しかし、仕事を辞めようと本気で考える前に、冷静に考えてみる必要があります。

そのミスは、果たしてあなたが想像しているほど甚大なミスなのでしょうか。

これまでにないほど、会社に対して損害を与えるような失敗でしょうか。

そう考えてみると、それほどではないケースがほとんどでしょう。

たとえ重大な失敗であっても、それは自分の上司や先輩も同様な失敗を経験していることが多いものです。

大切なのは、失敗をしたからといってその場から逃げ出すのではなく、原因を追究して、そして同じ失敗を二度と繰り返さないようにする、ということなのです。

仕事で重大なミスをして落ち込んだ時に立ち直る4つの方法

1.信頼できる人に相談する

失敗した時は、ひとりで抱え込んで悩んでいても、なかなかいい解決策は浮かびにくいものです。

このような場合は、心を許せるような人に思い切って相談するのも、ひとつの方法です。

2.しっかりと寝るようにする

ミスをして落ち込んでいると、それが頭の中で気になって不眠になりがちです。

しかし、このような時こそしっかりと眠る必要があります。

睡眠時間を確保することで、心身ともにすっきりとして前向きな考え方ができ、失敗を挽回させることができるのです。

3.落ち込む期限を定める

仕事で失敗すれば落ち込むのは仕方のないことですが、いつまでもずるずると引きずってばかりいてはいけません。

落ち込んでいる期限を定めて、期限を過ぎれば思い切って気持ちを切り替えるようにするという工夫も必要です。

4.適度な運動を行う

ジョギングやウォーキング、ヨガなど、軽い運動をすることでストレスが発散でき、心も体もリフレッシュすることができます。

特にミスをして落ち込んでいる場合には、じっとしているだけでなく体を動かしてみることをおすすめします。

仕事で犯した重大なミスは、成長の糧としよう!

ミスをすると、確かに周囲に対し迷惑をかけることになりますし、作業の流れを止めてしまうこともあります。

しかし、大切なのは、そこでミスが生じた原因を冷静に考えて、どのようにすれば同じミスを繰り返さないかを見出すことです。

人は仕事をひととおり覚えて慣れてくると、そこで成長が一度止まります。

つまり、ある段階で完成した状態となるのですが、ここで何らかのミスを犯すと、仕事全体を見直し、問題点がどこにあるのか徹底的に追及するでしょう。

こうした作業を通して、人はより一段高いステップへと成長するのです。

言い換えれば、ミスは成長するための試練でもあるのです。

ミスをしたからといって逃げ出す、あるいは隠したりするのではなく、正面から向かっていくことが大切です。

世の中に無駄なものはないわけで、それは仕事のミスであっても同じことがいえます。

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