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文系の学部生の金融業界への就職の向き不向き

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大学生の就職先の人気企業

今どきの大学生は、どのような理由で就職先を選んでいるのか、気になりますよね。

マイナビはこの度、2014年卒の大学生就職企業人気ランキングを文系理系別に上位百社を発表しました。

文系では安定志向が回復したこともあってか、金融系の企業が前年よりも上位に名を連ね、また理系では技術系の企業が人気となっています。

具体的には、文系のランキングではJTBグループが6年連続のトップとなり、理系ではJR東日本がトップでした。

ちなみに、このJR東日本は文系の男子でもトップとなっており、理系の女子ではカゴメがトップでした。

人気企業の理由としては、やりたい仕事ができるというのがトップですが、文系、理系ともに安定している、あるいは業界上位であるという意見が目立ち、大手企業志向が増加しているようです。

他にも、文系では社風が良い、というのも理由として大幅に増加しています。

文系の人気の就職先は金融業界!しかし仕事内容に注意

文系の学生が就職したら、実際にどのような仕事を担当することになるのでしょうか。

一般企業に就職すると、文系の学部の出身者の場合、おおまかに言うと技術分野以外の仕事ということになります。

例えば、経理、総務、人事などといった部分になります。

学生なら誰でも、自分の専攻した分野を活かした仕事をしたいと思うのが自然ですよね。

文系の学生の場合、人気企業として銀行があります。

経済学部の学生なら、銀行に入社したら、直接経済に関わる仕事を希望することでしょう。

しかし、実際には営業や窓口業務でお客様と接するなど、経済とは関係ないような仕事を任されることが多いものです。

そのために入社前のイメージとかけ離れていて、やりがいを感じずに辞めていく人も多いようです。

就職先を探すに当たっては、そのあたりも十分に考えて就職先を選ぶことが肝要となります。

金融業界以外でも文系よりも理系の方が就職に有利

現在は就職氷河期といわれた状況を脱したとはいえ、バブル期のような学生の超売り手市場だった頃と比べると、まだまだ就職難は続いているようです。

特に理系の学部と違って文系の場合、有名大学でも就職先の内定を得るのは苦戦しているようです。

文系の学生の場合、就職先で任される仕事の多くは営業です。

そのため、面接官は学業よりも、人との接し方が上手かという点で採用を決めている部分が多くあるといわれています。

実際、文系では一流大学出身者よりも、たとえそれ以下の大学の学生でも話が上手である、あるいは人当たりが良く面接で好感を持てるという学生を採用するケースが少なくありません。

また、文系よりも理系の学生が優遇されているのも事実です。

営業などの仕事であっても、理系の学生の方が文系よりも少数派でつぶしが効く、というのが理由のようです。

銀行員になるための方法

大学生が銀行員になるには、どのようにすればいいのでしょうか。

銀行員になるためには特に何か資格がなければならない、というわけではありません。

そのため、まずは銀行の新卒者募集を受けて、内定を受けるということが必要となります。

ただし、一口に銀行といっても、日本銀行、都市銀行、地方銀行など、さまざまな種類があります。

日本銀行は日本の中央銀行であり、また都市銀行は国内のトップクラスの銀行でもありますので、やはり有名大学を卒業した人でないと就職は難しいでしょう。

しかし、地方銀行なら地域に密着した銀行であることから、地元の大学を卒業した人やその土地で育った人を採用する傾向が多いものです。

いずれにしても、銀行員であることに変わりはなく、自分に合った銀行を選ぶといいでしょう。

銀行は就職希望者が多いため、特に文系の場合、銀行を志望するのであれば複数応募することが大切です。

金融業界への就職は文系だけでなく理系も多い

一昔前は、銀行や商社といえば文系の学生の就職先、という風潮が当たり前でした。

ところが、現在では理系の学生がかなりもてはやされるようになりました。

銀行では単に窓口や営業の接客業務にとどまらず、投資や為替動向の分析など、現在では理数系の知識を要する分野での仕事も数多くなっているからです。

そのためにも、数学の知識は欠かせず、理系の学生が今まで以上に必要とされているのです。

米国では、銀行など金融業界は理系にとって最高の就職先とされており、日本ではまだそこまではいきませんが、やはり理系の専門知識はかなり重要視されてきています。

特に工学部、理学部の学生は銀行でも引く手あまたとされていて、大手の銀行や商社のトップには理系出身の人も多くいます。

銀行員を目指したい、というのであれば、理系の学部へ進学するのが早道かもしれませんね。

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