40代独身の老後を見据えた適切な貯金方法!
40代独身となると、収入もそれなりにあり生活にも余裕が出てくるものです。
家族のことを考えなくていいので自由に思い通りに使うこともできるでしょう。
しかし、この先の老後のことを考えると自由に使ってばかりもいられません。
きちんと貯金することが必要です。
そこで、ここでは40代独身の貯金について、貯金事情からその貯金方法についてまで紹介していきます。
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目次
40代独身の貯金事情 〜 平均の貯金額は?
まずは40代独身の貯金事情について見てみましょう。
●40代独身の平均貯金額
男性:平均1.153万円。中央値600万円。
女性:平均555万円。しかし35.1%の40代独身女性は貯金が0円というアンケート結果もあります。
独身の人は家族を養う必要がないため、比較的貯金額は多いようです。
●自宅通いの独身女性の貯金額
40代独身で取り立てておしゃれをするわけでもなく、昼ご飯用に自作の弁当を作りつつ、特に節約しているわけでもなく、親と一緒に住んでいる女性の中には3,000万円から5,000万円も貯めている人もいるようです。
でも、ここまで貯めるためには本人の貯蓄しようという意識があるかないか。40代独身女性の3人に1人は貯蓄がないそうなので、このような人たちは老後が思いやられるでしょう。
独身男性が40代で600万円貯金するためには
先ほど見てきたように、40代の男性独身の貯金額の中央値は600万円でした。
でも、実際40代前半でこの金額を貯金するためには、どのくらいの期間でいくら貯めていく必要があるのでしょうか。
20代前半から貯金を始めるとした場合、40代前半までは20年間ありますので、600万円貯めるためには年間30万円(月額2.5万円)貯金していけばいいことになります。
月に2.5万円貯金すればいいのですから、それほど大きな金額でもないでしょう。また、ボ-ナスが出る会社に勤めている場合は、月2万円の貯金でボ-ナスからは6万円貯金すればいいわけです。
貯金はコツコツと貯めていくことが大事です。貯金のコツは毎月の給料が入った時点で貯金を確保することです。
そして残ったお金を生活費に充てるのです。そうすれば、月数万円の貯金はそれほど難しくないでしょう。
収入が少なすぎて貯金にまわせないという人は、収入を増やす手段を考えましょう。
時代や環境のせいにしていては、いつまでたっても貯金できません。今の会社では無理なのであれば、転職を考えたり、副業をしてみたりするもいいでしょう。
40代独身は老後を見据えて節約して貯金しよう!
40代はまだまだ働き盛りで気力も体力もある年代です。この年代ではまだたくさんのお金を稼ぐことができるでしょう。
しかし、50代では体力も落ち、注意力もなくなります。そのため仕事のミスも多くなり、会社にとってお荷物となる方もいます。
減給で済めば良いのですが、最悪の場合はリストラに遭い職を失うケースもあるでしょう。
さらに、60代では定年が間近に迫ってきています。退職金で老後の生活をまかなうと考えている方もいるかもしれませんが、現代は満足な退職金を得るのはなかなか難しいでしょう。
こういったことから、40代からコツコツと貯金することが大切なのです。
では、貯金するためにどのようなことを意識していけばいいのでしょうか。
次のような対策が考えられます。
ムダ使いをしない
独身の人に多いのがコンビニで食事をすませることでしょう。
コンビニはス-パ-などに比べて価格が割高です。1日単位であればそれほどの金額でなくても、それが蓄積されれば結構な金額になります。
だから、コンビニを極力使わず、ス-パ-を利用することによって食費や雑費を節約しましょう。
また、コンビニ店内にはお客様にたくさん買ってもらうための導線があります。
雑誌を買うつもりではなかったのに、つい立ち読みしたら買ってしまったという経験もあるのではないでしょうか。
ス-パ-を利用することでこういったことも少なくなるでしょう。
また、家計簿に記録するというのも一つの手です。毎日の出費の状況を把握することができ、また節約した効果を確認することができるので、楽しんで節約することができるでしょう。
固定費の節約
毎月支払わなければいけない、電気、ガス、水道、携帯電話などの公共料金。これらのうち、毎月固定でかかる費用を見直すのもいいでしょう。
見直すことによって無駄な出費を減らすことができ、節約につながります。
特に電気料金は、契約アンペア数やプランによって月々の基本料金が変わってきます。
アンペア数を見直す、自分の生活リズムに合わせ夜割などの安いプランに変更するなどすると固定費を減らすことができるでしょう。
老後まで独身だった場合、必要になる貯金額は?
老後まで独身を続けることになった場合、豊かな老後を過ごすために必要な貯金額はいくらなのでしょうか。
一般的に必要な貯金額は3,000〜4,000万円と言われています。
これは住まいがマイホームか賃貸かによっても変わってきます。
仮に毎月20万円の出費が必要だとして、平均寿命まで生きたとすると、60歳からの老後に必要となる資金を計算してみましょう。
【男性】
支出:20万円×12ヶ月×20年=4,800万円
年金収入:サラリーマン:3,984万円 自営業:1,584万円
差額:サラリーマン:816万円 自営業:3,216万円
【女性】
支出:20万円×12ヶ月×27年=6,480万円
年金収入サラリーマン:5,379万円 自営業:2,138万円
差額:サラリーマン:1,101万円 自営業:4,342万円
これを見ると、自営業で60歳以降の人が仕事をしない場合は3,000万円〜4,000万円の貯金があったとしても生活するのがやっと、ということになります。
ここでは生活費だけを見ているで、その他の出費も必要になってくるでしょう。そうなると、もう少し資金が必要になってきます。
ただ、これからは少子高齢化が進み、サラリーマンは定年後も働かなければいけない状況になるでしょう。
そうなると、貯金額はもう少し少なくてもいいでしょう。
また、毎月の生活費は男性よりも女性の方が高いとされているため、女性のお一人様はもっと貯金が必要かもしれません。
このように老後の生活にもかなりの資金が必要になってきます。だから、40代からコツコツと貯金することが大事なのです。
40代でも遅くない、独身は貯金に有利!
先ほど見てきたように、独身の人が退職後20年〜30年生活していくためには3,000万円〜4,000万円の貯金が必要です。
この金額を貯めるためには、やはりコツコツと貯金していくことが大切です。
また、独身の人は家族を養う必要がないため、既婚者に比べて貯金しやすいと言えるでしょう。
もし独身を貫かず結婚するつもりであっても、結婚資金が必要になってくるので、そのためにも貯金しておくことは必要でしょう。男性であればなおさらです。
では、どうやって貯金していけばいいのでしょうか。
それは、自分の収入の1/3を貯金にまわすのです。そうすればスム-ズにお金を貯めることができるでしょう。
また、お金に余裕があるようであれば、積極的に貯金にまわしましょう。
そして、無駄な出費を控えるようにしましょう。一人暮らしだとついつい必要のないものを買うなど浪費が激しくなりがちです。意識して必要のないものと買わないようにするのです。
40代で、現在の貯金額が世間の平均貯金額を下回っている人は、上に書いたことを参考に生活を見直してみることをオススメします。
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